娘5歳(年中さん)の園での最近の出来事です。
娘の通う幼稚園では週に1度、体育のような時間があります。
体操クラブの先生が来て教えてくれるのでこちらも安心しておまかせできています。
最近は「鉄棒」を教えてくれていたみたい。
最初に鉄棒から落ちてしまったのが恐怖のきっかけ
幼稚園では「ちゃんとした先生」に指導されながら低い鉄棒で、マットも敷いてあり、万全な状態。早く私に見せたがってたけど私じゃ娘の大きな体を補助しきれないので夫がいる日に公園へ行くことにしました。(息子もいるし)
見ている限りでは「怖いけどできる。できるから見せて褒めてもらいたい」という感じ。1度目は夫の補助ありで成功!わー!!すごい!!すごいー!なんて褒めて楽しんでたんですが、2回目に回転し頭が下になったあたりで回りきれずパニックに。なんとその時夫はよそ見…(--)
あ!あ!と私が気づいた時には手を離してしまい鉄棒から落ちてしまいました。
幸い落ちた時に尻を強打しただけだったので大事には至らずでしたが
ショックを受けるには十分でした。
オイコラチャントミトカンカー!!と夫に言いたい気持ちをぐっと抑え(何のために連れてきたと)
娘のフォローに回りました。
私自身も幼少期に鉄棒から落ちてトラウマになったクチなので娘の気持ちが痛いほどわかってしまうのでした…
そんななか、先生からもらった言葉がとても嬉しかった
先生も「気にかけてはいたものの、落ちてしまってすいません」と謝られたのですが
園児がいっぱいいる中で娘だけ気にかけるなんてできませんよ。
大きなケガがなければ全然大丈夫。
失敗する経験も大切だと思っています。
2度の転落を経験し放心状態となった娘の気持ちはどんなだったのでしょう。
帰りにそれとなくフォローしたかったけど彼女のプライドなのか失敗談は私には話してくれませんでした。そのまま1週間が経ち、また次の体育の日、やっとカミングアウトできるようになっていました。(必要に迫られて?)
幼稚園には行きたいけど、鉄棒がしたくない。怖い。
「じゃあ、先生にお手紙書くね」という事で解決し、その日の終わりに先生から電話があったのでした。
回転している途中にパニックになっちゃって絶対手を離してはいけない。と頭ではわかっているものの離してしまうんですよね…幼き日の私が娘と一緒にわかるよ、うんうんって言ってあげています笑
じゃぁ、苦手な鉄棒を避けて生きていっていいのか
小学校に入ったらまたしなきゃいけないシーンにぶち当たるでしょう
私は居残りさせられた記憶がありますが、娘はどうやって乗り越えていくのか
この先を考えると「鉄棒をしなくてもいい」と判断していいのか迷いました。
鉄棒なんてしなくても生きていけるのにね…
幼稚園児の娘の事を思うと、ひとまず見学させてもらい、折を見てプロの先生にうまくおだててもらってまたやる気になれば…なんて思ったりもしたのですが
先生からの娘の普段の行動を教えてもらう事となりとても安堵したのでした。
それは
「娘ちゃんは努力をしない子じゃなく、何かをクラスでしようってなった時にとりあえず取り組んでみる事のできる子です。目の前の目標にしっかり向かいそれを継続する事ができていますよ。不得意だったり、人より進歩が遅いと感じたら隅に隠れるようにして練習していますよ。
そんな娘ちゃんが怖いって思うほどの事を無理にさせる必要はないですよ。」
と、言ってもらいました。
幼稚園での娘の性格は先生に聞くまでは知らなかったし、家庭とはまた少し違います。
そうか、ちゃんと目の前のやるべきことをしっかりできる子なんだ。めちゃめちゃ嬉しいやん~!
得手不得手が誰にでもあるように、娘にももちろんあって、あえてそこに果敢に挑まなくてもいいのだなと思えたし、こうやって見てくれている先生がいてとても嬉しかったです。
鉄棒が苦手なのは私の血だな…と思ったのでした^^;
ではでは(^_^)/~
▼登園拒否もしたことありました。でもその時にしっかり向き合って良かったと今は思っています。