元美容師、中野マルコです。
もう辞めて数年経ってるので腕は定かではないのですが
ある程度はまだ切れます( ・ิω・ิ)
今回は自分の髪を切りました。
暑くなってきたし、ちょっと小ざっぱりしたくなって急遽セルフカットです。
巷で再熱している『ウルフカット』。
一昔前に流行ったチョロ毛だけ残すウルフカットとは違い最近ではオシャレなレイヤースタイルもウルフカットと定義しているようですね。
コツを掴めば、髪が長ければ長い程セルフカットはしやすいので
是非見ていってください♪
事前に用意する物・する事
事前に用意する物
・カットできる環境
・カット状況が見えるくらいの大きめの鏡
・カットハサミとすきバサミ
・コーム
・ダッカール(ブロック分けするもの)
・ケープ
事前に用意する事
今回はドライカットしていきますので
自分で今できる最大限のブローをしておきましょう。
寝癖や普段と違う分け目になっていると正確なカットが出来ないので
仕上げたい分け目で、ハンドブローでいいのでしっかり乾かしておきます。
▼『ダッカール』 です(^^)100均で売ってます。
▼カットする時はこのテーツコームが使いやすいです。
長い髪をカットする場合は荒い方の歯を使います。
100均でもあるかも・・・・?
▼ケープも1つあると便利です
頭の部位の名称
今回切るにあたり、頭の部位の名称を若干忘れてました(^_^;)
調べて、これでいこう!となったので今回はこれで説明していきます。
各部位によって、役割が違うのでちょっと見ておいてくださいね。
①トップ
頭のてっぺん部分です。主にボリュームを出したり、抑えたりする役割。
トップの長さによって印象はがらりと変わります。
②ハチマワリ
「ハチが張ってる」とか言う部分。
ここを切り忘れると四角いシルエットになっちゃいます(^_^;)
あまり根本部分で、すきすぎると逆にボリュームアップしちゃう部分なので注意
③ミドル
正面から見た時の髪が落ちている部分の印象を操作する部分です。
人によっては生え癖などもあり、「こっちは内巻きにならないの~」とよく悩み相談される部分です。
④ネープ
髪の1番長い部分にあたります
ここもすきすぎると、スカスカになって悲しくなるので注意です。
茶色く塗った部分
顔周り、前髪などの印象作りに重要な部分です。
人によって薄くとったり、厚くとったり幅が違います。
長めに切る場合は間違って切ることはないだろうけど切りすぎないように気をつけて。※今回は触りません。
ウルフカット風にレイヤーをいれたい
風呂上がりに強行してますw(急に切りたくなりません?)
完全に濡れた状態からブローすれば綺麗にカット前の土台が作れますよ( ・ิω・ิ)
風呂上がりは推奨しませんが・・・
カット前はこんな感じのレイヤーなしのミディアムボブスタイルです。
ちょっと重くなってきたし、段いれて(レイヤー)涼しげなウルフカット風にしていこうと思います~~
カット手順
手順としては
①トップ➡②ミディアム➡③④一緒に切る
上から切って繋げていく方法です。
まずはトップの長さを決めます。ここが起点になるのでしっかり吟味します。
量を調節するので5ミリくらいは長めに切る方がいいです。
短くなればその分ボリュームアップしやすいので、膨らむ分、長さも短く感じます。
髪の1番表面に当たる部分の落ちる長さを決めましょう。
こんな感じで切りました。
ガイドとなる部分ですが、あまり多めにとってザクっと切らないようにしてくださいね。
とった束が大きすぎると余計な部分まで短くしてしまうかもしれません。
1センチ四方くらいの土台から生えてる髪の量くらいでいいかと思います。
トップを切ります。頭皮に対して垂直に引き上げましょう。
先程切ったガイドラインが端っこにちょこっと顔を出します。
こんな感じです。
もし、わからなかったら、最初に戻ってガイドの量を少し追加してみましょう。
トップに引き上げた髪が長いとハサミが届きませんよね。
そういう場合はカットする所をしっかり挟んでそのまま顔の前まで下ろして切ります。
手が離れてしまったらやり直してくださいね。
指、切らないようにお気をつけて…
⬆
一気にトップ全てを切るのでなく、2センチくらいずつ分けて切っていきましょう。
少しずつ切り進めるのはカット全体で言えることです。
多少ガタガタでも最後にすきバサミいれるの問題ありません。(だいたいガイドラインと平行であれば)
次に、ハチマワリを切ります。
こちらも頭皮に対して90度、垂直に引き上げます。
カットするラインも平行に。
トップで切った端っこがガイドの長さになります。
こんな感じで三角に髪が出てきます。
この山を切り落とします。
この山を切る事でシルエットに丸みがでます。
次は③④一緒にして切ります。
②の部分と繋げません。
顔を正面から見た時の印象をつける部分です。
こんな感じで、顔の方に歯を入れてからひっくり返して丸くとくと内側にはいりやすくなります。
引き出して好きな角度でレイヤーを入れます。イメージは斜め45度、手前下です。
手前から切り始めます。1番最初に切った部分をガイドにして後ろに切り進めます。
どんどん後ろに下がっていきますが、次第に切る所がでてこなくなる部分です。
ベースカット終了です。
こんな感じにスッキリしました~~!!
丸みが・・・
取れました!!!
ここで左右の長さが同じか確認して、オッケーなら量の調節をします。
量の調節(すきバサミを入れる)
すきバサミ・・・物によって切れる量が全然違うので1回で切れる量を目視しておいてください。
髪を薄く取って切ってみればわかりますが、たくさん量を落とせるハサミはザックリいくと、すいたカットラインが出てブサイクです。
自身の髪が多いからと言ってザックザックいかないように気をつけてくださいね。
イメージとしては
こんな感じです。
①トップは垂直に引き上げてすきます。
②ハチマワリも垂直に引き上げます。
③④のミドルとネープはここでも一緒に切ります。
ベースカットした時と同じ様に引き出してすきバサミをいれます。
ハサミを入れる深さ?は毛先から5センチ程度。
頭皮に近い部分から手前に少しずつずらして3回くらいジョキジョキとハサミをいれるといいです。
全体に入れてまだ量が多いと感じたら
図でいう黄色の部分、髪の長さの半分くらいの所までいれてみます。
ですが、量を見ながら進めてください。
特にハチマワリの髪を根本近くからすくとボリュームアップしちゃうのでお気をつけて…。
元から、すいてるスタイルの人の方が多いので毛先の調整程度にすくといいかもです。
最後に微調整してカット終了
最後に、前髪や顔周りの髪と馴染んでいるか調整します。
落ちている髪が重い、すきバサミじゃなく軽くしたいというなら一度垂直に引き上げてみてください、三角のような角が見つかれば少し切り落とすと軽くなります。
量の調整をして仕上がったのがこちら
いい感じです(^^)
コテで内巻きに巻いてみよう
ミディアムくらいの長さなら32センチのコテでゆるくカールがつきます。
▼実際に使っているのとは違いますが、くせ毛なので2WAYのものを探しました。
特にメーカーに拘りはなく、設定温度までの立ち上がりが速いことは重視しています。
カールとしても使えて
ロックを解除すれば
ストレートアイロンにもなります。
根本は真っ直ぐにしたいけど、毛先はカールしたい!という時に1本でできるので便利なんです(^^)
やけどに注意ですけどね(^_^;)
毛先をふんわり巻くとこんな感じになりました。
普段は巻く事ほぼありませんが…^^;
おしまい
いやー、軽くなりました!!
長年、ずっとレイヤーを入れないスタイルだったんですが
夏に向けて?こざっぱりしました!!
軽さがでるだけでもスッキリですよね~。
しかし、現実は1つに束ねる事が多いっていうw
拙い説明で伝わっているか心配ですが
切る角度をきちんと把握していれば、そう難しくはないので気になる方は是非やってみてください~~(^^)
ではでは(^^)/~~~
▼100均クリップを使って簡単セルフカットです!
▼セルフで白髪染め!オススメはミルボンです。明るく白髪が染まりました!
▼最新セルフカットです。ちょっと重めのミディアムスタイル!
▼娘の少ない前髪カットもしました~
▼カット前のブローもノビーにお任せ!!
▼子供のカットのポイントです