11月3連休は七五三日和でしたね\(^o^)/
晴れた日が続き、そんなに寒くもなくいい天気でした。
ご近所ママさんのお子さんが七五三で着付けを頼まれました。
といっても大人の方です。ママさんです。
というのも、子供は写真屋で(スタジオアリス的な)で着付けが付いているとの事。でもそのママは前撮りの時は着付けあったのに、本番では着付けしてくれる人の予約が取れず早朝しかない・・・と嘆いておりました。
どうしても都合がつかず(そりゃそうだよ、ママだけ早朝から着物着て家のこと出来ないよ)私にお声が掛かりました。
そう・・・私は美容師時代に着付けもやっていたのです・・・
着付けの先生
当時のオーナーの母親が着付けの先生で、デビィ婦人のようなゴージャスな出で立ちのお婆ちゃん先生でした。風格?オーラも凄く、近づくのは恐れ多い先生でした。
成人式や結婚式、七五三、入学卒業式と女性は着物を着る機会が結構あり、その名の通り猛特訓させられました。
もう怖い怖い・・・怖い先生でした。歯に衣着せぬ、思ったことはズバズバ・・・
「何回言わせるねん?!」
「さっき言ったところやろ?!」
など、1回で覚えろ方式です・・・
手際の悪い奴は大嫌い。そんな先生でした。
畳に上がるので仕事終わりに駆けつけたスタッフの足の臭さまで大声で注意され、そしてそのスタッフは嫌われるという始末に・・・
私はその噂は聞いていたので、履き替えの靴下を持っていきレッスンの前には足を拭いてから着付けしていました(笑)
幸い、先生に嫌われることもなく(好かれている訳でもない)レッスンを続けることが出来ました。
厳しい先生なので私が辞めるまでに出来たのは袴の着付け、浴衣の着付け、訪問着、二重太鼓、飾り太鼓でした。
振り袖の帯まではいきませんでした^^;
レッスンは成人式前が特に多く、毎日毎日職場の美容室の勤務が終われば着付けレッスンのある店舗まで電車で移動していました。
私が退職した時はその先生から直接私に電話が入り、怖くて無視し続けたのですが何度か着信が有り恐る恐る電話に出ると「あんた、ほんまに辞めてまうんか・・・」と寂しそうな口ぶりでした。
あれ?嫌われてなかった??
意外にも評価してくれていたようで(同僚談)ちょっと寂しい気持ちになりました。
めっっっっっっちゃ怖い先生だったけど、筋はピシっと通っていたので私も好きと言うより怖かったけど絶大な信頼はあったのでした(^^)
ちょっと練習
私はコソ練をしました。(こっそり練習)
私の叔母は独学で着付けをマスターし、沢山の経験を積んでいるので練習のお願いをし叔母の家に行きました。
レッスン始めると・・・あら意外、手が覚えている!!!
美容師辞めてから1回も着物に触れていなかったのにやり始めると
まっすぐにするべき所、シワを伸ばす所、勝手に手が動いていました。
と言っても忘れている部分は大いにありましたので叔母に感謝です。
そして自宅に持ち帰り、ユウチューブで再確認(いろんな帯の締め方あるのねー)
事前に預かった着物でもイメトレ
いざ、本番となったのでした(^^)
こんな感じ
着付け所要時間45分・・・
時間掛かりました・・・
生身の人間を着付けるのは予想外のハプニングもあり手こずりました^^;
でもなんとか形になった・・・・
ママさんにも喜んで貰えて、相当ドキドキしてたけど私も嬉しかったです(^^)
ちょっとお小遣いももらって更にウッキウキ☆
まとめ
今回の着付けがキッカケで着付けの先生を思い出しました。
厳しくしてくれたお陰で、手と脳は覚えていました。と、同時に当時の恐怖も蘇ったけど^^;
あーーーでも着物っていいですね(^^)
来年私の娘は七五三なので自分で着付けチャレンジしてみようか・・・
でも残念な事に、私着物アレルギーなのかくしゃみと鼻水が止まらなくなるんですよね・・・着物のホコリ?匂い?カビ?原因はわからないんですがなんしか大変なことになります。昔は鼻炎薬のんで手袋して(手荒れ部分が異常に痒くなる)レッスンしてたのも今回の件で思い出しました。
レッスン断る選択肢なんてないでしたから(笑)
でもまた、誰かに頼まれたらやりたいなって思いました☆
それくらい、着付け楽しかったです\(^o^)/