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4人家族になりました!手抜きしながらゆるゆると…育児雑記ブログ

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5歳娘、神経節腫(良性腫瘍)が見つかり手術しました。【きっかけ】

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娘5歳、この度病気が見つかり、あれよあれよという間に検査、検査。
からの入院、手術…

そんな数ヶ月を過ごしておりました。
見つかったのは「神経節腫」という「良性の腫瘍」でした。
一時は小児がんも疑われ、文字通り目の前が真っ暗になりました。

今は手術も無事に終わり元気に暮らしています。

病気に気づけたのはずっと続いていた娘からの腹痛の訴え

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娘は時々「お腹痛い…」と言っていました。
幼稚園や自宅での食中、食後によく言ってました。

熱もないし、食べている時以外はすこぶる元気だし、お通じも問題なし。そしておやつは問題なくモリモリ食べる。
痛いと言っている時はお腹を抑えるけど、冷や汗かくような重い痛さでもないっぽいし、数秒~数分で治まる事が多い感じでした。

嫌いな野菜があるから?量が多くて残したい?
弟が産まれたからちょっとかまって欲しい?

「おしゃべりばっかせんと早く食べなさいっっ」と、よく叱ってしまう事も多く、ストレスからくるものなのかな?

娘の訴える頻度から本当に痛いのは確かなのだろうけど、見ている感じから緊急性はないと私は思っていました。
子供の「お腹痛い」ってよく言うし、私も妊娠、出産でそこまで気が回ってなかったのも確かです。

※娘は腹痛を訴えてますが、今回の病気との因果関係はわからないと、主治医から言われています。

夫が小児科に一度連れて行ってみてはどうか?と言い出したのが病気発見のきっかけに


もうすぐ産後1ヶ月という頃
幼稚園の送迎は夫が担当していて、先生から娘がお弁当の時間に「よくお腹痛いと言っている」と伝えられました。

もうね、お弁当残したいから言っているんだと私は思ってましたよ。
この頃は息子も産まれて、コロナの自粛開けで進級した新しいクラスだし、娘の情緒も安定してなくて当たり前だとも思ってました。なんというか、小児科に行くほどでもないのでは…と母親の私は捉えていまして…
お腹痛いと言っても、数分後には目の前でジャンプしたり走ったりしているのですからねぇ…

しかし、かわいいかわいい第一子の娘を溺愛する夫は
「1回小児科連れてったらどうやろ?」と。

新生児を夫に任せ、かかりつけの小児科へ行くことにしました。
「どうせなんもないって」なんて思っていたのに事態は急転するのでありました。


かかりつけの小児科でお腹の腫瘍が発見される

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コロナの影響でいつも激混みの小児科が空いてる空いてる。
早速、娘の腹痛を伝えます。

先生からは便はきちんと出ているか?とか
幼稚園での様子や、弟が産まれたことでなにか変化はあったか?
どういう時に腹痛を訴えるのか?
などなど質問されました。

その後に娘をベッドに寝かせて触診しました。

触れて痛い場所があるか娘に聞いてました。
娘もなんやわからん表情を浮かべながら答えていました。

そこで先生の手が止まります。
んん??という先生の表情。

便が残っているのかな?なにか触れる…との事。



そして



「1回、浣腸しよっか(^^)」



娘、初めての浣腸を体験します。


自分ではできないので別室にてベッドに横になり、看護師さんが施術してくれます。
初めての事でこわばる娘…
そしてその後襲ってくる浣腸からの便意?腹痛?

出したくてもまだ出しちゃだめ!!っと心と体が一致しない事に娘涙目w


おかーーーちゃんーーーーー!!!!(ToT)

とトイレで戦う娘でありました。


便も出し切ってスッキリ。(便秘体質ではないのでさほど便も出ていない様子でした。)
その後の触診でも触れる部分は動いておらず先生は浮かない表情です。

多分、この時点で先生は気づいていたんだと思うのですが
「来週、もう1回診察に来てほしい」と言われました。

娘の触れる部分、もしかしたらこの1週間で便だとしたら流れるかもしれない。
そうじゃなかったら大変やから必ず来るようにと伝えられました。


この時も、まだ私達夫婦は大事には捉えておらず、なんなら私は初めての浣腸体験を面白おかしく夫に伝えるほど(最低な母です)


1週間後、大きい病院へ紹介される

娘はあの浣腸体験が若干トラウマになりましたが(汗)
この1週間はいつも通りの様子でした。
腹痛を訴えるのも少なくなったような気さえしていました(やはり浣腸効果か)

しかし、先生の触診の結果は変わらず、娘のお腹の中に触れる部分があり動いていないとの事でした。この時点ではハッキリ病名もわからないし、不安ばかり大きくしても仕方ないのもあるのか?先生からは何も伝えられません。
ただ、紹介状を書くので大きい病院に今すぐ行って詳しく検査してほしい。とだけ告げられます。

 

大きい病院でCT検査をする


地元で大きめの病院へその足で向かいました。
夫に娘を任せてもいいのだけど、やっぱり私が先生から直接聞きたい部分が大きく、新生児のお世話を夫に任せました。
この辺りから、娘の病気への漠然とした不安がのしかかってきます。

診察室へ呼ばれ、紹介状を読み終えた先生は、また同じような質問を私と娘にしました。同じように答え、そして触診。

やはり、なにかがお腹の中にあるようで「これかー」と先生。


その後、CTを撮るとの事でCT室へ案内されました。

少し前は歯医者のレントゲン室でさえ泣きわめき、母から離れないと大変だった娘ですが、看護師さん、技師さんに誘導され1人でお部屋へ入っていきました(成長)

私はCTを経験した事がなく、どんなものなのか想像がつかないのですが

検査を終えた娘いわく

「機械が大きな声で喋っててちょっと怖かった」

だそうです^^;

そのまま待機して検査結果を聞きました。

CTの画面を見ながら先生が説明してくれました。

「お腹の中に腫瘍のようなものがあります」と…

「それが悪性なのか良性なのか、腫瘍といっても種類があるので今はなんとも言えないので2日後、検査して欲しいです。」
MRIを使って造影検査をしたいと先生。2日後なので本来なら予約でいっぱいだったのですが先生のお昼休みにねじ込んでくれました。

5歳という年齢でじっとしていられるのかわからない事から
軽い睡眠薬を使って寝ている間に検査を終わらせたいと先生。
夫は仕事の休みが取れず、新生児を連れての娘と日帰り入院をするのでありました。

 

腫瘍であることに間違いはなく、小児外科へ紹介される

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甘い少量のジュースのような睡眠薬を飲んで、ぐっすりどっぷり眠った娘をMRI室へ見送りました。
その日に結果は出ぬものの
病室で待つ間に、先生が軽く説明をしにきてくれました。

恐らく、腫瘍で間違いない事
良性であっても手術で切除するのが望ましい事

頭の中、いろんな事が駆け巡ります。


そして1週間後に、MRI検査と尿検査の結果からみえた現状を聞きに行きました。


尿検査の結果から「悪性」ではなさそうとの事でした。
※悪性だった場合に出る数値があるそうですが、娘はその数値が出ず。

腫瘍は背骨近くの神経から出ていて大きさは3センチで縦に長いみたい。
3センチといわれてもピンときませんが、まあまあ大きいらしい。

良性だとしても放っておくことはできず、今後成長と共に腫瘍も大きくなる可能性もあり、そうすると神経や血管を圧迫し、日常に弊害がでてきてしまうかもしれないのだそうです。

地元の大きな病院では小児外科がないため、京都で有名な某大学病院へ紹介されそちらで全てを託すことになりました。


生きた心地のしなかった数週間を過ごした


ここまでが大学病院に行くまでの過程でした。

最初は軽く捉えてましたが、大きな病院へ行ってからは娘がもしかしたら悪性腫瘍かもしれない…そう考えていたのでこの先、どうなっていくのか…現実的な事でどうやって赤子抱えて通院するんだろうとか、手術がうまくいったとしてその後に抗癌剤治療とかするんだろかとか、娘にそれが耐えられるのかな、おしゃれさんなのに髪がなくなっちゃって悲しい思いをするんだろうか…そもそも完治するんだろうか…

最悪、この子の成長を見ることができなくなっちゃうのかな

夜、両隣で眠る娘、息子を見ながら頭のなかがグルグル同じ考えばかりが巡って解決策など到底でず、涙が止まらず、なかなか寝付けない日々を過ごしました。
夫ももちろん同じ気持ちで、落ち込む毎日。

子供の前では笑っていなきゃいけないので、余計に夜中に落ち込みます。

大学病院へ行くまでは、はっきり「良性」とはわからなかったし、手術だって無事に済む保証だってない。ネットで調べようもんなら見なきゃよかったと余計に肩を落とす。

娘の曇りのない笑顔が大好きなのに…

そんな日々を過ごしていました。


※娘の腹痛と、腫瘍の因果関係はわからないと言われています。今回の娘のケースになっただけで全ての人に当てはまるものではありません。