上の子がいる状態でのつわり生活は想像以上に大変でした…。
皆さん口を揃えて言っていたので、覚悟はしていたのですが実際自分が経験すると自分の辛さだけでなく、母に甘えられない娘の葛藤や、そこからくるであろうワガママ、かと思えば物分りが良すぎて逆に心配になる場面も。
つわりで寝たきりの母と娘の様子
うちの娘は4歳年少さんです。春先には5歳になるし、割と達者で物分りもよく、周りをよく観察していて考えて行動するタイプ。慎重派。
我が家の場合は、夫婦で色々考えた結果「年の差きょうだい」を選択しました。
4歳という年齢もあり、自分の事はある程度自分でできます。
完成度は別として、洗濯した自分の服を干せたり、畳んで仕舞えたり、幼稚園の用意も自分でしたり、トイレも大小自分でできる。トイレはマジで助かる。
かなりの戦力になっています。
夫が仕事の合間に家事をこなしてくれてたのですが、少しでも娘が手伝ってくれると場が和んでいました。戦力というよりは、雰囲気重視かw
そんな娘ですが、私が妊娠している事を最初は娘に話していなかったのです。
幼稚園で言いふらされても困るし、流産するかもしれないし…。
ちょっと体調悪くて…と言って娘から離れて、生活していたのですが、得体の知れない母の具合の悪さに日に日に心配そうな顔つきになっていきまして^^;
1週間、2週間…その間に夫と義母が入れ替わり娘の世話をしていくうちに何度か娘が私に「かーちゃん………しむの?(死ぬの?)」とすんごい顔つきで聞いてきて…
これはいかんなぁと思って、赤ちゃんがいることを伝えました。
娘に告知してからは、夫も義母も私の状態を優しく娘に説明してくれて少しずつ理解し、一応私は死なないと理解した模様。
今だけ…ちょっと長くなるけどしんどい時期が続くというのを娘なりに理解してくれたように思います。
1人遊びが上手になった
良くも悪くも、1人遊びしなかった娘が1人遊びに没頭するようになりました!
あんなに「かーちゃん遊んで遊んで」だったのに…複雑な気持ちです。
ですが、娘が私と遊びたくてもそれは絶対に無理だったから本当に助かりました。
リビングでゲロゲロ寝込んでる母のそばで静かに、下手すれば何時間も1人で遊んでくれてました…涙
時にはリカちゃん人形、時にはお絵かきやお手紙を書く、時にはゲーム(任天堂Switch)やテレビ、絵本を読んだり、積み木したり、工作したり…
ありがたい限りでございました…
喋ることすらままならなく、気がついたら寝ていた私。
「かーちゃん見て~!」と褒めてほしくって近寄ることはあったのですが、私が寝てると気づいたら「あ、寝てるわ…」と声のトーンを落として静かに遊ぶ姿を薄目で感じながら、なんて素晴らしい娘なんだ…と思っておりました。
この1人遊びですが、つわりの間だけかな?と思っていたのですが
案外、なにかの扉が開いたみたいで、その後も黙々と1人で楽しそうに遊んでくれてます。
我慢させてた部分は大いにあったでしょうが、結果的に良かった!!…のか??
理解しすぎてて逆に怖いので抱きしめられる時は可能な限り抱きしめていた
4歳という年齢で、これだけ理解して自分でなんとかしようとしてくれてた娘。
私が遊べないこと、絵本読んでもらえないこと、寝かしつけもしてもらえないこと。
今まで当たり前にあった事がある日突然なくなって、それを理解しろと言われてよくがんばっているなと小さい体を見ながら思いがこみ上げる事も…。
それでもやっぱり4歳。
時折見せる可愛いワガママや、ちょっとの言葉で傷つき涙のダム崩壊。
あぁ…やっぱり色々我慢してるんだな…
と垣間見る瞬間は多々ありました。
すこし体を動かせるようになってからですが、なるべく抱き締めておりました。
そして「娘が一番だいすきだよ」「お父ちゃんもお母ちゃんも大好きで宝物なんだよ」
と伝えるようにしていました。
するとホッと安心するのか、ギュッと抱き締め返してくれる娘の短い手を感じました。
ちょっとは安心してくれたかな…
それから、私のつわりも落ち着き
久々に娘と並んで眠る事ができるようになりました。(それまで私はリビングでコタツムリ)
眠りにつくまでずっと、私の手を握って離さなくって
それがとても愛おしくて涙が出てきました。
ちょっとおセンチなマルコでしたが
今ではほぼ日常を取り戻し、無理しない程度に生活しています(^^)
日常って本当、ありがたい!!!
ではでは(^_^)/~
▼義母にも気を使う娘の図▼
▼つわりの辛さをつらつらと
▼今回食べられたもの飲めたもの紅茶は神!