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レザークラフトで車のスマートキーケースを手作り・縫い方・作り方・写真あり【ハンドメイド】

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夫の趣味はDIYなのですが

その昔、レザークラフトも趣味でしていたらしく

財布やキーケースなど、自作して使っております。

 

DIYの作り方とか完成を見ていて思うのですが

こういう部分だけは、本当にキッチリしてる・・・と毎度関心しております。

私生活でも几帳面発揮してくれ~~~~

 

そんな夫が今回

車のキーケースを作りました。

 

 

 

 

 

 

まずは完成品から

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こんな感じに仕上がっています。

 

以前、チラッと記事にしたのですが

結局、車買い替えました!

国産車の中古ファミリーカーにしました。

その節は、色々と助言ありがとうございました。

※またそのうち記事にするかも?

 

それで、今までとの仕様が変わって、今回の車はキーをエンジンかける時に差し込む必要がないんですよね。(スマートキーってやつ)

なのでウッカリ車内にポイっと置いて車外に出てしまいそうで怖い・・・ってなりまして、夫がキーケースを作り、鞄などに取り付けられるようにクラフトしておりました。

あとは、中古車なのでキーが剥げてて見た目よろしくないのも原因らしいです。

 

 

レザーの採寸

 

では、作っていきます!まずは採寸から・・・

 

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以前の余りを使って、作っていきます。

サドルレザーという種類らしいですが、ヌメ革です。

 

サドルとは、馬具に使用する「鞍」の事を指し、そこから名前を取ってサドルレザーと呼称しています。
基本的に、タンニンなめしによって作られたヌメ革ですが、一般的な”ヌメ革”より油を多く含ませたものがサドルレザーと呼ぶことが多いようです。

 

引用元:【サドルレザー】とは?(レザークラフト用語集) | レザークラフト入門講座

 

 

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ハゲハゲのキーがお目見え(^_^;)

こんなもんかなー、と大体の位置に置いて

 

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くるっと巻いて大体の長さを決めます。

 

 

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定規で線を引き

 

 

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必要な大きさをカットします。

 

 

 

レザーのカット面の毛羽立ちを抑える

 

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カットしたレザーの裏面です。

毛羽立っています。

次の工程で「縫う」作業をするのですが、その前にボンドで仮止めをしたいのです。

 

なので毛羽立っていると作業がはかどらない為

 

 

 『トコノール』というコバ処理などに使う接着剤の様なものを塗布します。

 

すると

 

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この様に毛羽立ちが抑えられます。

 

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革のカットした面もよく見ると毛羽立っているので塗布しましょう。

 

 

 

角ばったヘリを丸める作業

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写真だとわかりづらいかもなのですが(^_^;)

カットした面は角ばっています。

 

 『ヘリ落とし』という専用の器具があるのでそれを利用して

革の角ばったヘリを丸めていきます。

 

先が二股になっているので、角に当てて削ぎ落とす感じです。

 

 

 

 

 

 

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へりを落としたら、その面に先程のトコノールを塗布。

 

 

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『コバ磨き』の後ろ部分を使ってヘリを滑らかにします。

レール部にトコノールを塗ってから革の断面を行ったり来たりすると滑らかになります。

(完成後にする事も可能ですが、出来ない部分も出てくるので、そういう箇所は作業工程中にやってしまう方が良いです。)

 

 

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角の処理を終えた断面図です。とても綺麗になりました。

 

 

 

ボンドで貼り合わせる

 

縫う前に、ボンドで仮止めします。

 

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最初に毛羽立ちの処理をしましたが、してなかったらボンドがうまく、くっついてくれません(^_^;)

 

 

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革に不要な傷や型がいかないように、固定する。

我が家はDIY用の固定具があったのでこちらを利用しました。

 

 

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くっつきました!!



 

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貼り合わせた部分も『へり落とし』しておきます。

 

 

縫う箇所の溝をけがく

 

この後に、糸で縫っていくのですが

その前に、糸を通す穴を予め開ける必要があり

その前に、その穴を開ける道を作らなくてはなりません。

 

『溝をけがいて』いきます。

 

 

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『4本菱目』の手前1本だけを使って、けがき線(溝)を入れます。

 

目安は革の端から3~5ミリくらいの箇所。

 

※深く溝を掘るやり方もあるのですが、好みの問題で今回は薄く線を入れるような感じになってます。糸を通すガイドがわかる程度の線にしています。 

 

縫う為の穴を開ける

 

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この様に、先程の『4本菱目』全体を使って均等に穴を開けていきます。

 

ここまでの作業で使った器具は、夫が買った入門セットについてたもので十分出来るそう。

 

しかし、穴を開ける作業に関しては便利な『菱目パンチ』を追加購入して使っています。

 

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確かに・・・この方が速そう・・・。

 

 

 

 糸を通す

 

 縫う前に糸の準備をします。

 

 

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糸の長さは、縫うものの長さの4~5倍くらいの長さを用意します。

 

そのままの糸だとヨレヨレなので

 

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こうやって、ロウをつけて張りのある糸にしていきます。

 

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 ▲上がロウをつけた糸で下のグチャっとなっているのが何も処理していない糸です。

 

作業のしやすさは一目瞭然ですね。

 

 

針に糸を通します。針の長さ3倍くらいを通してしまいます。

 

その次に

 

 

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通した1/3くらいのところの糸真ん中を裂くように通し

 

 

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2/3くらいのところも同じく通してS字を作る。

 

 

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針先を引っ張ると、糸がほどけにくい団子が出来る。(玉結び?)

 

 

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糸の両端、同じ様に作ります。

・・・いわゆる靴紐を通す感覚に似ています。紐の両端を使って縫っていきます。

 

 

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本来は縫い始め3つくらいで縫い返すのですが、今回は必要なし。

 

革の端に糸を上下通して、スタート。

 

※『菱目うち』で穴を開けているだけに、穴の形は菱形になっています。

糸を1本通したら、穴の下になるよう引き下げる。そうすれば穴の上部に余裕が生まれるのでその箇所目指して、もう1本の糸を通します。

一定の縫い方を最後まで均一に続ければ、見栄えの良い縫い目に仕上がります。

 

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端まできたら、折返しです。

 

 

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折返して縫い終えたら、最後もまた折り返す。

3つ目くらいまで折り返し、切り口が目立たないように糸をカット。

軽く、ロウを塗り込みます。

 

 

最終仕上げ

 

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試しに入れてみると、ピッタリ!!(^^)

 

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張り合わせた部分のコバ取り&コバ磨きを紙やすりで仕上げます。(ボンドもはみ出てるかも)

 

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最後の仕上げです・・・

 

 

 

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穴を開ける場所を、手探りで探して大体の場所に目印をつける。

 

 

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小さい穴をポンチであける(ポンチは自宅にあったもの使ってます)

 

その後に、キーを差し込んでみては、穴の大きさを調節して

 

出来上がりがこちら

 

 

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若干ずれたらしいですが、兼ね、ぴったんこです(^^)

 

※最初からボタン穴開けておけばよかったんじゃ?と夫に聞いた所

久々のレザークラフトだったし、縫い合わせてズレてしまうと一気にやる気失せるから

このように最後に穴を開ける方法にしたらしいです。・・・なるほど。

 

 

 

おしまい

 

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若干ズレたのを誤魔化す為に紐をつけてみる夫

 

 

もとは、夫が独身の時の長期休暇でやり始めたレザークラフト。

思いの外、ハマったみたいであれやこれや作っています(^_^;)

 

私は見てても聞いててもチンプンカンプンなんですがw

 

車のキーって落とすと衝撃もありそうだし、こうやってぴったりなカバーがあるのは結構いいかも?と思っています(^^)

自分のキーのサイズにピッタリ!!っていうのが良きですね。

 

 

入門キットがあれば、ある程度は出来るし、器具も十分らしいので

自分専用のレザーアイテム作るにはいいですね(^^)

 

ではでは(^^)/~~~

 

 

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