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娘3歳 受け口の治療方針、原因は舌の位置や姿勢?!3歳までに治療する理由を聞いてきた【反対咬合】

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先日、娘の受け口治療を進めるにあたり、小児歯科の担当の先生と今後の治療の方針を聞いてきました。

全力で嫌がった前回のレントゲンや全身写真、そして型採り
正直、全身写真なんて意味あるの?と思っていたんですが、意味あったんです(゚∀゚)

これからのお話は娘が診てもらう先生の意見なので
全て正解ではないかもしれません。のでそのくらいで読んでいただけると嬉しいです。

 

 

 

娘の状況

テーブルに通され、渡されたのはA4用紙2枚。
その日は娘は幼稚園で、親だけでOKとの事でした。

1枚目はレントゲン写真・歯並び写真・娘の全体写真が印刷されています。

 

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号泣しながらなので受け口具合は実際より控えめだったが・・・

 

1枚目を見ながら先生が説明を始めます。

娘の今の状況としては「受け口」で間違いない。
そしそおレントゲン写真には乳歯の下でスタンバイしている永久歯がチラホラ見えていました。

それを見て先生は
「永久歯の大きさがやや大きめなので、今後また別の装置が必要になる可能性が高いです」とのこと。

ゆくゆくは歯列矯正をしなくてはいけないっぽい。
しかしまずは「受け口治療をしていきましょう。」との事でした。

 

受け口の治療方針

取り外しのきく透明なマウスピースの装着。

日中の数分から練習し、慣れてきたら寝ている間必ず装着します。

寝ている間はポロっと取れる事もあるので時々外れていないか親が確認する事。
マウスピースの装着、舌の位置に注意します。

マウスピースの手入れは1日1回歯ブラシで清掃してください。
との事でした。(まだマウスピースは貰ってません)

またマウスピース専用のポリデントで洗浄してもOKとのこと。

 

 

 

 

 

 

私は歯ぎしりでマウスピース愛用してますが、この「デンタルラボ泡ウォッシュ」を使ってます。プッシュ式で泡で出てくるので手入れが楽です。

 

姿勢も大事

 

娘、姿勢が曲がってます。「しっかりと背筋を伸ばしましょう。」との事。
あ、全身写真はその為か…と気づく。

姿勢がなぜ関係するのか?気になったので聞くと

「上顎に比べて下顎は可動しやすいんです。咀嚼するのに必要ですからね(^^)
しかし、動きやすい分、姿勢によっては更に動きやすくなっちゃうんですよ。

例えば、猫背も首が前に出る分、下顎が動きやすい。
また、顎を上向ける姿勢も下顎が動きやすいんです。
姿勢のクセは受け口になっちゃうんですよ。」

 

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そこで疑問…


受け口は先天的なの?後天的なの?

先生いわく
「遺伝などもありますがほぼ、後天的です。」との事。

産まれてからの姿勢やクセ、口呼吸、舌の位置で下顎が押されていき受け口になるとの事でした。



知らなかったーーーー!!!!


舌の正常な位置とは?

先生、受け口を治すには舌の位置が非常に重要と言います。

正常な状態でしたら口を閉じた状態で舌の位置は、上の前歯の裏の歯茎の付け根あたりにチョンと当たっています。

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それが受け口だと


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舌が下の前歯の裏に落ちているんですって。

正常な舌の位置だと口呼吸は絶対に出来ないので、口呼吸する子は舌の位置が下に下がるそうです。


なぜ3歳までに受け口治療する必要があるのか


娘の場合は、今後生えてくる永久歯も大きそう。どうせ歯列矯正するならその時でもいいんじゃ?なんて思いますよね。

先生、答えてくれました。

「顎の成長は上顎が先行です。上顎が成長してその後に下顎が着いてくる。

だけど、受け口だったら上の顎が本来成長するであろう域にまで達しない。
思ってたより小さい口腔になってしまいます。それじゃぁ、歯の生え変わり時期に顎の成長が伴わない時があるんですよ。だから僕は3歳までに受け口治療を勧めるんですね(^^)」

3歳までに受け口治療をする意味がわかりました。

受け口を放っておくと本来の口の中の大きさに成長しにくく、余計に歯列矯正の負担が増えてしまうようです。

永久歯がなるべく生えやすいようにする下準備のようなものですね。


受け口の治療期間はどれくらい?


マウスピースの装着期間は約1年。
これは個人差がかなりあるそうです。
早ければ1ヶ月で終わる子もいるとか。

受け口が治るというより、舌の位置の定着が目的です。
一時的に治ったとしても、舌の位置が定着していなければまた受け口に戻ってしまうらしいです。

 

 

受け口矯正、費用はどれくらいかかる?


こちらも病院によって違いますが、娘の歯医者では

前回の娘のレントゲンなどの診療で10,800円
今回の説明で10,800円
そしてマウスピース受け取り治療開始時に65,000円です。

この他、調整料として数ヶ月ごとに検診があるのでその都度1,550円との事でした。

医療助成の対象外ですが、医療費控除の対象にはなります。 

おまけ、親の欠損歯は遺伝するのか?

娘のレントゲン写真、綺麗に永久歯のスタンバイが見えてて人間ってすごい!って関心しました。

その際に、まだ写ってない箇所もありまして、私が奥歯に欠損歯持ちで乳歯で人生勝負している事を伝えたんですね。
で、娘のレントゲンに写ってない部分は欠損歯なのか聞いたんです。

そしたら薄っすら影が見えてる部分もあるし、まだない部分もあるとの事でした。やっぱり親が欠損歯あると遺伝する事があるので注意していきますね。との事でした。

これも事前に伝えられたのは良かったなと思いました(^^)

追記:6歳になった今も矯正しています。

乳歯の間(マウスピースを初めて作った時)
わりとすぐに受け口が治りました!!
はっきりとは覚えてないですが3カ月程度だったと記憶しています。

マウスピースをはめている間は舌を上手に上へ上げることが出来ていたようで次第に口の形(上の歯が前へ出てくる)のを実感していました。
当時、先生からもマウスピースをはずしてもいいって言われたんです。

これで卒業かと安心していたのですが、その後乳歯が抜け永久歯がちらほらと生えてきました。

そもそも舌の力が弱く、最近口がポカーンと空いてる時があるなと思っていたんです。その都度注意はしてましたが…。

その後、前歯の永久歯が生えてきたらまた受け口気味になってたんです!!!

検診時に先生にも指摘され、再度前回作ったマウスピースを就寝時にはめることとなりました。

でもこれも1カ月も経たずして受け口が治りました。

なんて簡単に治るんだ。と思うけど
それだけ舌を上へ上げることの重要さを思い知らされます。

顔のシルエットも全然違いますしね。

今後も見守っていきたいと思います。

ではでは(^_^)/~

 

▼こちらが実際のマウスピースです。

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