私が夫の実家でぐうたらしている間に(厳密には福袋に並んでる間)
夫が娘を連れて、私の実家の母に娘を会わせに行ってきました。
夫はとっても幸せな家族に囲まれているもんですから、「孫に会えない母」というものに後ろめたさが今まであり、私と母との関係を理解しているものの良心の呵責に悩まされていたようです。
「孫に会わせてあげたい」そう思い
お正月くらいしか夫も私の実家へ行くチャンスもない訳で前日にアポとって行ってました。
父からも「是非来てください」との返事もありました。(最終的に是非って言うたやろーーーと怒りを覚えておりましたが・・・)
娘を連れ、いざインターホンを鳴らし
ドアが開き、夫が年始の挨拶と手土産を母に渡したそう。
すると母は一切目も合わさずに「あけましておめでとうございます」と言い家の中へ案内したそうです。
そしてリビングに通され、テーブルを父と母と妹と夫、娘で囲みました。
相変わらずの汚部屋は健在でテーブル3分の1は物で埋まっていて、床はベトベト、四方に物は山積みだったらしいです。
そこでも母は喋らず、妹も夫とは話さず、父が話題提供していたそうな。
父が話を投げる~母で止まる
父が話を投げる~妹で止まる
夫が話を投げる~父で止まる
なんとも早く帰りたい時間だったらしい・・・・・・
娘に話しかけたり抱っこも勿論せず、久々の再開は30分程度でお開きとなりました。
夫は今回の件で「行くんじゃなかった」「もういい」と思ったらしい。
私はもとより行かなくてもいいよ?と言ってたのだ。孫に会いたいと思っているかもしれないけどそれをキッカケには何も変わらない家族ですから。
そもそも私の両親、特に母は今で言う姉妹差別が根底にあり、妹には激アマ。
そのお陰で今年三十路ともなろう妹はろくに就職した事もない。フリーターと言えるほど働くでもなくニートと言えるほど引きこもってはいないそんな生活が続いている。
週に2,3回程度のアルバイトに行くにも朝は母に起こしてもらう。
手がかかる子ほど可愛いみたい。
アルバイトに起きれず、店側から電話がかかれば母が対応。そして妹にはそんなに働けないとシフトを組んだ店長を攻める。
アルバイト先で出会った歯のない男(悪意ある?)と勢いで結婚もするが8ヶ月で離婚。離婚の際も両親総出であの手この手していた。
妹とは仲が良かったり悪かったりもしていたのだけれど、腐っても姉妹。
妹が入院する時は側にいてほしいと言われたので手術が終わるまで待っていた事もあった。私は結婚し家を出ていて翌日早朝から仕事だったけど側にいたほうが心強いかななんて思って。
でも実際は妹の生活態度にも嫌気がさしていた。いつまで親に頼るんだろう。。。。
母と妹は完全に共依存状態。
そうこうしている内に私は出産で実家に里帰り。
用意されたのは布団が1枚敷ける程度の部屋。布団以外は高く物が四方に積まれている部屋。壁は綿埃がたくさんくっついていて水回りはピンクヌメリだらけ。
深夜に帰ってくる妹は生活音が大音量で何も安心できなかった。
汚部屋の衛生面から里帰りを断念したのだけれど、そこからプツンと母との縁は切れてしまいました。
そして妹も家から15分程度の産院にも1度も顔を出すことがなかった。
そんな光景をみていた父は我関せず。
「母と娘のタダの喧嘩」そう思っているらしい。
何度も説明したり、話し合いしたいと父に言うも理解してくれようとはしてくれない。
興味がないのだ。面倒事に関わりたくないのだ。
そんなこんなで「会わない」選択をしストレスフリーになった私です。
「孫を会わせないなんて可哀想」「本当のお母さんならわかってくれる日がくるよ」
などなど言われてきましたが
「会わない」のが悪でないと踏ん切りがついた今では何を言われようと右から左に聞き流せるスペックを搭載致しました。むしろそんなこと言ってくれる人には素敵なご両親であなたは幸せね~~~オホホ~~くらい。
親であろうが兄弟姉妹であろうが結局は人間関係で向き合おう、努力しようとしなければ簡単に壊れるもんなんですね。
最初は自分が親不孝なのかと悩んだりもしました。でもいつまでたっても解決しないことに時間を使うのも相当のストレスでした。
もう関わらない。そう決めた事に対して当時の夫も否定はしなかったので前に進むことができました。
そんな経緯で3年会っていない状態です。間に妹の謎の結婚式(悪意ある?)で顔を合わせましたが母と目が合うこともなかった。そして父は月に1回程度孫に会いに1人で我が家に来ます。それで満足しているみたい。
父自体はキライではないのでこの関係で丁度いいなーなんて思ったり。
夫には嫌な思いをさせてしまって申し訳ない気持ちがあります。
夫ももう二度と行くまいと言ってました^^;
それでいいんです。
それが私達の選択です。
望月志乃さんのこの記事。
割り切っていてもそれでも辛くなる時もあります。
最近は毒親という言葉も浸透してきたのようで理解のある人も増えている印象です。
毒親の種類は違いますがホロリと目が熱くなった記事です。
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