娘の2歳半検診の時に小児科医から言われた事です。
「これ脂腺母斑じゃないかな??」
娘には生まれた時から頭頂部のつむじ付近に2センチくらいの傷のようなハゲのようなものがありました。
生まれた病院では特に何も言われず、私達もそのうち髪が生えてくるだろうと思っていました。
時折かゆいらしく、寝ている間に掻き傷を作るので家の近くの小児科へ相談するも塗り薬を頂いて終わりました。
成長するにつれ小さくなって目立たなくなるのかと思いきや、成長とともに大きくなってないか???(・・)
ほぼ彼女のトレードマーク化してたのですが、やっぱりちょっと気になって2歳半検診の際に先生に
「この子生まれた時から傷があってよくかきむしるんですが・・・」
小児科医、傷をマジマジと見て
「お母さん、これ多分 脂腺母斑だよ」
「皮膚科紹介するから1回診てもらって来たほうがいいよ」
と言われました。
「しせんぼはん???」と私はポカーン
すると小児科医は
「汗とかの脂腺が集まってできたアザの一種だよ。これは放っておくとこの子が大きくなった時に癌化する恐れがあるから今の医療では摘出手術を勧めているんだよ」
とにかく1度皮膚科でしっかり診てもらいなさいとの事でした。
ちなみにこんな感じです(現在2歳の様子)
次の日すぐ皮膚科へ行きました。
するとやっぱり
娘の傷は脂腺母斑でした。
先天性のアザの一種で成長と共に大きくなり思春期頃には汗腺が発達するのでデコボコして膨らんで時には臭いを発する事もあるそうです。
また加齢と共に癌化する恐れがあり、大体30~40代くらい。まれに20代や10代で発症する事もあるらしいです。全ての脂腺母斑が癌化するという事ではないです。
今の医療では切除手術が一般的で2歳だと全身麻酔になるから中学生くらいに部分麻酔で取るといいよと言われ、手術になると形成外科になるので一応紹介してもらいました。
家に持ち帰り考えました
・・・え?!中学生で手術って髪の毛剃るんちゃうの?!
1番多感な時期に髪の毛しかも頭頂部剃るの???
イジメられたりイジられたりしないかな???
しかも臭いとかしたらそれこそイジメられないか???
取り敢えずググって同じ症例の子を探してみる。
するとびっくり皆、全身麻酔で小さいうちに手術している模様・・・
皮膚科の先生は全身麻酔のリスクを考慮して部分麻酔で耐えれる年齢を勧めてくれたけど、もし自分が中学生で傷の周りの髪の毛剃って手術するってなったら・・・・嫌かも
今でも手術してもらえないのか紹介された形成外科に行ってみました。
すると先生は今までとは逆に3歳までに手術する事を勧めてきました。
どうしても全身麻酔を避けたいのなら大きくなってからでいいけれど全身麻酔は生後6ヶ月からバンバン使っているよ。使わなきゃ命にかかわる子沢山いるからね。
脂腺母斑の手術自体は難しくないし記憶が残らないうちにしちゃう事が多いよ。
3歳過ぎて幼稚園行きだすと活動量が増えるから術後の抜糸するまでに頭をぶつけてしまい縫直しになる事があるので3歳までを勧めているよ。
小児専門の病院なら環境も整っているし症例数も多いしどうかな?
と言って下さいました。
その紹介してくれた病院は大阪の光明池駅近くにある「母子センター」という病院で私がググっていた頃この病院なら全身麻酔でも大丈夫そうだな、でも紹介じゃないと行けないのか・・・紹介してくれないかなと丁度思っていた病院で、先生はそちらで数年前働いていたそうです。そして働いていた間に全身麻酔で死んだ子いなかったよと言ってくれました。
親としてはやっぱり全身麻酔は避けてあげたい。でももし思春期に嫌な思いをしてしまったらそれは一生心の傷として残ってしまう・・・もし「どうしてもっと早く手術してくれなかったの?」と聞かれたら・・・
夫婦で話し合い、2歳のうちに手術する事に決めました。先生を信じ娘の生命力を信じようと!!!
10月に手術予定です。また記事にしたいと思います。